第41回静岡ホビーショー(その6) (2002年5月16日〜19日、ツインメッセ静岡) |
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こちらはモーターチェッカー関係の展示。 2種類のモデルが出品されていました。新しいBCSと同じ筐体を使った「MMS(モーター・マネージメント・システム)」(写真右側)と、 簡素なモーター慣らし専用機「ハイパー・モーターメイト」(写真左側、予価6800円)です。 |
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技術革新の余地が大きいNi-MHセルでは早くも次世代品への切り替えが進行中。
既に出荷が始まっているPower'sに続いて、ヨコモからも3300セルが展示されていました。 ここ2〜3年、バッテリーはワンシーズンで世代交代してしまう状況なので、 プライベーターにはいささかキツいですね。過渡期だからしょうがないか・・・。 |
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これはヨコモ製品ではありませんが、ヨコモとHPIのブースで展示されていたアイデア商品。 「らくライト」という名前で、ボディマウントの先端に取り付け、LEDのスポット光を照射して ボディ穴あけの位置決めをアシストする、というもの。予価2500円でマルクという大阪の会社から発売されます。いかが? |
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マウント先端がこんなふうに光ります。 「ボディ職人」でなくとも、持ってると便利そうですね。 |
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さて、ここからは京商ブースです。 香港発「ミニッツ景気」で勢いづいたか、今回のショーでもタミヤに次ぐサイズ(だと思う)の広いブースを確保。 エンジンカーや空モノ、水モノは隅に押しやられ、「ミニッツ一色」という感じの展示内容でした。 |
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通路の一番目立つところに置かれていたのが、今回の目玉技術、「Adband(アドバンド)」。 KOが開発した技術で、従来、ホビーRC用として使われていなかった25MHz帯域を活用、ナローバンド技術を駆使して20バンドを新設し、従来の27MHz帯12バンドと合わせると「32台」という空前の台数を同時走行可能としたものです。言われてみると「あー、そういうのもアリだよね」という感じで、まさに「ざぶとん3枚!」くらいあげたいアイデア(特許出願中)と言えるでしょう。 |
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Adbandについての説明文です。あくまでも電波漏洩の問題が少ないインドアでの使用を前提に、ISM周波数(産業科学医療用に無免許で利用できる周波数帯)のひとつであり、27MHz用と高周波回路を共用化しやすい 「25MHz帯」に白羽の矢が立ったのでしょう。 |
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一般に、ISM周波数は無免許の代わりに電波出力に厳しい制限があります。ホビーRC用に認められている500mWという出力は、無免許の電波局としては非常識なほど強力なものなので、Adbandプロポでは、恐らくホビーRC用に対して1/5〜1/10程度の出力しかないはず。だから屋外の広いサーキットで操縦すると離れた場所で電波が届かなくなる可能性が出てきます(まったく使えないことはないでしょうが)。マーケティング戦略として「インドア専用」と割り切ったからこそ具現化したアイデア、と言えそうです。 |
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こちらはAdband対応の専用プロポ。今後京商では、ミニッツシリーズへのAdband採用を積極的に推進していくとのこと。もともと走行時間も長いし、同時走行台数が増えると、まさに実車のレースさながらのイベント開催も可能になりそうです。 |
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Adband対応シャシー&RCメカの展示。外観上はCPRユニットに貼るステッカーが変わったくらいです |
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同時走行のデモ。さすがに「32台」というわけにはいきませんでしたが、この程度の広さなら走行に支障ない電波強度が確保されていることは分かりました。 なお、この模様は後日RCT-TVでもレポートします。ぜひご覧ください。 |
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ミニッツシリーズで今後発売されるモデルですが、 まず目を引いたのがこのF355。 今でこそ360モデナ人気で影が薄いですが、もともと長期低迷を続けていた 市販フェラーリ復活の尖兵となったのがこのクルマ。 ちょうどモンテゼモロ氏がフェラーリに戻ってきた前後に発売されたように記憶しています。 このモデルの大ヒットがなければ、今のフェラーリはなかったかも、というくらい 歴史的には重要なモデルです。ただ、モデル化の車種選択としてはいささかオタクやね〜(笑)。 投票で人気が高かったのかな?ともあれ、ユーザー的には車種が増えるのは歓迎です。 |
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こちらはDTMマシン。ベンツ・オリギナルタイレなどがNewモデルとして展示されていました。 相変わらず、なかなかの素晴らしいカラーリングです。 (このへんの写真も手ブレが多くて見にくくなっている点ご容赦ください) |