(posted on Oct 11, 2007)
(updated on Oct 12, 2007)
タミヤRC製品・即買いカタログ
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第47回全日本模型ホビーショー
(プラモデル・ラジコンショー2007)(2)





ここからは「サトシ仕様」の組み完展示品で実際のドゥルガの完成状態をチェック!
TA05と比べると、バッテリーやモーターの位置がずいぶん後ろに下がっていることが分かります。 バギーなんで、トラクションが欲しい、ということなんでしょうね。
これに伴ってトランスポンダー位置も、専用のポンダーステーでバッテリー前方にスッキリ収まっています。
フロントダンパーの設定ポイントは4点
バンパーもコンパクトでイイ感じ
ボディマウントが前後2点ずつ、計4点止め、というのが新鮮です。そういえば、と思ってTRF501Xを見直すと、フロントは2点ですが リヤは従来どおり1点だったので、ドゥルガと501X用のボディは穴位置が違う、ということになります。 ボディの互換性はありそうな話を聞いていますが、ちょっと要注意。
バッテリーホルダーの「バラセル用の面」がバラセルバッテリー搭載なのに上を向いて付いています。まぁどうでもいいんですが、 凸凹の形状が従来と違っていてノコギリ状なのがちょっと新鮮。
DT-02MS
平たく言えばサンドバイパーのoptてんこ盛りバージョンです
ホイールは別にoptである必要はないのでカウントしないとしても、バラで買うより定価ベースで 5000円くらいはお買い得。いずれも「どうせ買いそう、あればあったほうがいいよね」的な基本optばかりなので、 「迷ったら買っとけ!」とRCTも太鼓判押しときます。コレはイイです。ただしDT-02は設定ギヤ比が小さいので、 ハイパワーモーターは不適(過負荷)です。タミヤモーターならスーパーストックBZまで、 ヨコモ・プロストック2ならターン数15ターンくらいまでに抑えておくことをお勧めしときます。
さてここからは「TRF501Xワールドエティション」の紹介です

「X」の取れたバージョンは来年(08年)の静岡ホビーショー以降におあずけ、という感じのようですが、 プーリーの大径化(デフプーリーを前35/後36T→前後37Tに、センタープーリーを16T→18Tに)による駆動ロスの低減や 前後プーリーの共通化、 壊れやすいと不評だったアッパーアームマウントの強化など、着実な改良がなされています。
前後デフプーリーの共通化? 実は、オリジナル501Xではデフォルト状態での運転のしやすさを狙って(?) フロントデフプーリーだけ35T(テック/オリジナルTRF415共通の組み立て式プーリー)と1T少なく、 リヤに対してフロントが2.8%ほど余計に速く回るような設定、つまり四駆とはいいながら「ほんのりFF」な設定に なっていたのです。自分はオリジナルの501Xを組んでなかったので 今回改めて取り説を見返してようやく気付きました。

オリジナル501Xのプーリー設定は、たぶん、ハイエンドツーリングカーのリヤトーインのキット標準が過大に設定 されているのと同じ「タミヤらしい配慮」なのでしょう。FFにしとけばとりあえず「巻く」ことはないですからね。 以前にTA03のoptプーリーで同じトライをした時には大失敗でしたけど、今回は歯数の差が非常に小さいんで、 それなりに効果はあるのでしょう。
しかし、さすがにちょっと小技過ぎるので、今回の 「ワールドエディション」では「前後共通」という常識的な仕様に戻しました、ということかと。

結果的に、501Xでは35T/36T/37Tのデフプーリーを使い分けることができるようになったので、セッティングの幅としては 広がって、分かって使える人にとってはイイ話、ではあります。

以下のクローズアップ写真はキット素組み状態のものです。次ページに紹介している今年のIFMAR世界戦@一里野でのサトシ仕様 とのoptの組み込み状況などの微妙な違いに注目。





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