XB ビームスインテグラ(TT-01)<2>




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フロントバンパーのスポンジは、やや薄手ですが前後にたっぷりとってあります。後日、テスト走行で13ターンのダイナラン・スーパーツーリングモーターで誤って激しいクラッシュに見舞われました。通常のツーリングカーなら見事にサスアームが折れそうなクラッシュにも関わらず、ボディにも大きな損傷なく平然と走行を継続できたのはひとえにこの大型バンパーのおかげ。かなり激しいクラッシュも余裕でショックを吸収してくれます。でも、だからといって、むやみにクラッシュするのはよしましょうね! フロント回りの全景。アソシTC3にそっくり。実際走っても、かなりノイズが少なく、効率よさそうです。 TT-01を特徴づけているボールエンド式フロントナックル周辺。残念ながら、タイロッドが段付きビスでの取り付けになっているため、サスのストロークはほんのわずか。5〜8mmくらいかな?F-201シャシーのほうがストロークが多いくらいです。でも、オンロードで走る限りはこの程度のストロークで十分。ガタといいますか、リバウンドストロークはかなりあるので特に走っていてフロントのグリップに問題は感じません。ただ、フロントサスが固いため、ステアリングの初期反応はクイックですね。グリップの高い路面では特にこの特性が顕著で、「ピクピク」と言ってもいいくらい。でも、あのクルマのハンドリングはエキスパートそのものなので、ちゃんと走らせるようになれればかなりの腕前ですよ! ともあれ、フルタイム四駆でブレーキがよく利き、かつリヤのサスがタップリとストロークを持っていてしっかりグリップしてくれるので不安はありません。
モーターはピニオンのバックラッシュを決めるブラケットにネジ止めし、ブラケットごとバスタブシャシーの溝にはめ込む、シンプルかつ強度的には十分な設計です
ピニオンは1T刻みで19〜22Tが使えます。最終減速比は8.347、7.930、7.552、7.209となり、かなり大きい減速比です。ジョンソン540とキット同梱バッテリーの組み合わせではかなりトロくなるでしょう。最も減速比が小さくなる22Tを使っても、ナロータイヤなら17〜15ターン、径の小さいミディアムナロータイヤなら13ターンくらいを使わないと、サーキット走行に最適なギヤ比にはなりません。


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