(posted on Oct 22, 2006)
(updated on Oct 25, 2006)
タミヤRC製品・即買いカタログ
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第46回全日本模型ホビーショー
(プラモデル・ラジコンショー2006)





10月19日から22日まで開催された同ホビーショーから、電動RC関連の展示を中心にご紹介していきます。 アップした写真数は実に130点! どうぞご堪能ください。

同ショーは2003〜5年まで東京ビッグサイトで開催されてきましたが、06年は幕張メッセに戻りました。 千葉方面の方にはウレしい変更ですが、多摩・横浜方面から行くにはチョットつらいなぁ〜、てな按配で、 筆者も業者招待日の出撃はかないませんでした。今回は最終日・日曜の閉場まで2時間弱かけて回ってきました。 行ってみると、この時間帯も案外いいもんですね。
さてまずはタミヤブースから。
もちろん「30周年」の934からご紹介。
初版パッケージの雰囲気までも復刻。
メッキホイールリムにスポーク部分をハメ込むツーピースホイールを採用。リム部分を表裏入れ替えて組むことで、 オフセットを2mmと5mmにできるようになっていて、これで前後のトレッド差を作っています。ナロータイヤで やっていた、あの手法です。オフセットの設定はナローホイールとは違いますけど・・・。
ちなみに生産個数は1650台(予定)だそうです。
TRF414より気持ち多め、という感じの生産量ですが、ターゲットユーザーがカツカツレーサーじゃないんで、 既にかなりの予約が販売店に来てるみたいです。

例によって、バラパーツから組み上げるユーザーも出てくるかも知れませんが、アフター生産分を入れても 3000セット程度が初回生産量のようですね。せっかく金型起こしたボディがもったいないし、 「四駆Mシャシー」改造ベースにも最適なディメンションなので、ぜひ来年は 「普及版シャシー」の登場を待ち望むところですが・・・。
見たところ、TA05に似ているように感じてしまいますが、単にレイアウトが似ているだけで、 ギヤ/プーリーとタイヤくらいしかマトモな共通パーツはないです。もちろんバルクヘッド等はTRF415や501Xとの 互換性もありません。なお、バルクヘッドは同時発表のTRF501Xと違って前後共通です。
ステアリングシステムはEvo5や415ライナートと同じ、最新のローマウントタイプで低重心化
スパー片持ち式の特徴的なモーターマウント。

年々、どんどん重くなるバッテリーへの対応として、モーターマウントを左にオフセットし、 バッテリーをギリギリまでセンターに寄せたいのでしょう。考え方としては当然の成り行きだと思いますが、 マウントのネジ止め位置などをよく検討しないと、シャシーのネジれが不均一となり、ハイエンドレースには 不適となってしまう、ある意味リスキーな設計です。カツカツ(というかレーシー)な 「雰囲気」があればいい934だからこそできた、ということかも知れません。実際にこのクルマで カツカツレースを走る事はまずないでしょうから・・・。
・・・とは言いましたが、センターモーターマウントの場合、モーターマウントのオフセット自体は、さほどシャシーロールには 影響しないと思います。シャシーが最もシナらない部分にマウントが来ますからね。ただ、アッパーデッキが 非対称になってしまうのはネックです。

しかし、いつも思うに、この取って付けたようなアルマイトの色、何とかなりませんかネ? 好みは人それぞれなんで、この色がイイ!と思う方もいらっしゃるとは思うんですが、 このテのクルマを欲しがる人って、どちらかというともっと「高質感」のあるアルマイトを望んでるハズでは? 414みたいなシルバーとか、はたまたブラックとか、 それじゃ芸がないっていうならスーパーローフリクションダンパーのようなシャンパンゴールドとか、もっといろいろ あったでしょうに・・・。ベアリング圧入パーツやフッ素加工パーツがあるんで、ヘタに自分でアルマイト出せないしー (ブツブツ)。
なにげにバッテリーホルダーが注目ポイント。

ようやくここまで「キット標準」が進化しました。 以前のEvo系のバッテリーホルダーなんて、 上にかぶせるバーやビスも合わせると実に30gもあったし、グラステープで止めちゃえば要らないや、ということで ハナから相手にしてなかったシロモノだったのですが、コレなら実戦的でグーですね。
LEDライトユニットの装着を前提に、ライトパーツはメッキ成型品が付属。コレでグッとリアルに仕上がります。万歳!

成型部品はコンパクトなので重量も気にしないで済みそう・・・って一瞬思いますが、 どのみちライトユニットの配線が大変なことになっちゃうので ライト付けたらそれなりに重量はかさむものと覚悟しときましょう・・・。
センターワンウェイが別売で出るとのことですが、コレってもちろん、「今後」のことも考えられている、ってコト ですよね(笑)? まさか1650台(うち組み立てられるのはいったい何台?)のためにこんなoptが定番で出るわけないんで・・・。 TRF416への布石でしょう、恐らく。
もしかしてTA05とかにも使えるのかな?
専用カラーが同時発売。

専用カラーのスプレーには個人的に苦い思い出があります。タミヤが最初にポリカ用のスプレーを 「リジェJS9/フェラーリ312T3」用に出したときのことです。ポリカの練習用ボディは非売品だったので (当時はカスタマーから取り寄せできるなんて思わなかったし)、もったいなくてスプレーとともに ずーっと保管してあったのです。で、購入から20年ほど経ったある日、「今どきポリカスプレーなんて 簡単に手に入るから、古いのから使っちゃえ!」と、リジェ用に保管してあった例のスプレーを開封したところ・・・。 もはやガス抜けでまったく吹けない状態に(泣)。そういえばつい最近も、5年くらい屋外の物置に置いてあった 未開封の「エンジンカラー」がやはりガス抜けで使えませんでした。というわけで スプレーをむやみに買い置きするのはヤメておきましょう〜





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