RCTバッテリー研究室BBS
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Re: C3600の生データ [2004/05/19 (Wed) 03:18:43]
[投稿者: ふぇら〜り伊藤]

ご紹介ありがとうございます。

私もたまたま、今日の昼過ぎに別件でたまたま同サイトを訪問して、記事も見ましたけれども、
ザッピングマシンとか開発してる割には、セルに関する考え方が稚拙で「あんなもんか」と
思ってしまいました、残念ながら。

基本的に、セルの放電特性に対する「温度」のファクターを軽視しているように感じます。
外気温しかり、セル温度しかり。まったく温度に関するデータが出てきませんよね?

放電グラフの放電途中からの「盛り上がり」がセルの内部抵抗によるセル温度上昇による
ものであること、したがってその影響を検討するためには内部抵抗と温度上昇、さらに
温度別の内部抵抗値の関係を検討すべきこと、
さらには実走行におけるセル温度の上昇を正確にシミュレートし検討材料に加えること
以上について意識したコメントが弱いように感じます。

そもそも、放電途中からグラフが盛り上がってるってことは、
放電開始の温度が低すぎるんだよ、ってことに気づいてないみたいですし・・・。

私のほうでは、本日、ついにEagle Tree Systems社のデータロガーを発注してしまいました。
http://www.eagletreesystems.com/
ヨコモのパパさんのほうでは既に先行して入手されているようですね。
私も負けじと温度センサとGセンサ、電流センサを追加したフルセットで追随しようかと(笑)。

試験が終わって暫定的に「RC解禁」になった暁には、
タミヤRC3600パックと23Tストックを積んだEvo4のバッテリーの運転状況を徹底解析
したいと思っています。外気温とモーター温度とバッテリー温度、走行時間と消費電流の
相互関係がいっぺんに分かれば、テストベンチでの再現も格段に精度が上がりますね。
これは革命です。

このデータロガー、調べたいひととおりの機能が揃っているので、
いろんなことができそうです。
例えば、Gセンサと車速センサ(回転計)が使えるので、
Evo3や414/415とのコーナリング速度(横G)比較やトップスピード比較なんかもできます。
バッテリー電圧とモーター熱ダレの関係も解析が進みそうです。面白そうですね。