posted on Nov 23, 2007
(updated on Nov 25, 2007)
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ワールドチャンピオン決定戦2007速報!

<PART-1>





今年も全世界のタミグラファンにタミヤ世界戦の速報をお届けします。
写真は逐次アップしますのでお楽しみに!

今年は23日の祝日を利用できることになり、22日(木)〜24日(土)という変則的なスケジュールでの開催となりました。 日曜日をまるまる移動日に充てられるので、遠方から遠征する選手にはありがたいですよね。

手前に見えるのは設営中のタミヤフェア会場です。金曜日は公式練習日で一般の来客はありません。
公式練習は5回、うち最後の2回がコントロールプラクティスになります。
今年のレイアウト。
コースレイアウト担当者の好み(笑)を反映して、ヒジョ〜にイヤらしいモノになってます。 従来のストレート区間にシケインが設けられ、常にクネクネと曲がらなければなりません。 例年以上に、ギリギリのラインをキープできるトレース能力が求められるチャレンジングなレイアウトです。
また、図面には現れない「コーナーマーカー」が各選手を苦しめます。コース幅は広いですが、 実際に取れるラインの幅が非常に狭いのです。一歩間違うとフェンス接触、というラインをいかに攻めきれるか。
バギーの3段ジャンプの最後の山は、設営日の走行チェックで フルスロットルで2段目からイッキに飛び越せることを確認して設定した、と言っていましたが 初日の公式練習では3段目を飛び越せずにハラ打ち続出。鬼門になりそうな予感・・・。
その後に続くビッグジャンプも、勢いで飛ぶとその先にコースフェンスが待ち構えており、転がって フェンスを越えてしまう人が続出。ライン取りが非常に厳しいので、ここで節度を保って飛べるかどうかが 駆け引きのポイントになりそうです。アツくなるとどうしても思い切って飛びたくなりますからね・・・。

・・・と思っていたら、予選ではコースレイアウト通り小さく飛んでダッシュする人と、 コースを立体的に捉えてシケイン上を豪快に飛び越えていく人に分かれました。
実は、まさかそういう人はいないだろうと思って、今年は公式撮影ということもあるので計時画面用のカメラを 特別にシケインのグリーン上に置いていたのですが、コレがアダとなったようです。 予選の撮影中にカメラ脇ギリギリをかすめてブッ飛んでいくのを予選3ヒート目に ようやく気付いて、「こりゃヤバイ」と急遽位置をズラしましたが時すでに遅し。予選リザルトの欄に書いたとおり、 3ヒート目までで予選順位の体勢は決してしまっているので4ヒート目での大番狂わせはないでしょう。 ライン取りの邪魔をしてしまった選手の方々にはこの場をお借りしてお詫び申し上げます。 決勝ではカメラ位置を変更しています。果たして、最終日に豪快な「シケイン超え」は見られるか?!
今年は、例年になく寒い日柄となり、会期中の気温は19度以下でした。ツインメッセで 世界戦を開催するようになってからとしては、2000年大会以来の低温です。 湿度は3日間を通じて35%前後とかなりカラカラな状態でしたが安定していました。 ただ、気温は最終日の決勝にかけてわずかですが徐々に上がっていきました。路面にラバーが乗ることとあわせて 3日間を通じて状況がどんどん変わり、次第にハイグリップ路面特有のタイヤのヨレやオーバーステア、 またバギーやミニスポーツではハイサイド(食いゴケ)にも悩まされる選手が増えました。
昨年のカーペットが、走行後に「毛玉」ができるほど抜けが酷いモノだったので、今年はパンチカーペットですが 毛足の短いものに銘柄変更していたようで、そのことも路面グリップに影響していたようです。

安いデジタル機器にありがちな測定誤差があるとはいえ、今回は3日間を通じて、 路面温度のほうが気温よりも1〜2度高い状況でした。もしかして床暖房入れてたのかな?
ピット風景

ここ数年、クリスタルトロフィーを外国勢にかっさらわれることが多いので、今年はぜひとも GT2400/3700の日本代表選手に頑張って欲しい・・・みたいな。

今年8月から始まった「TRFサポーター」会員の募集宣伝ブースはコースとピットエリア入り口の 間に設置。会場からモバイルでTRF公式サイトの更新もするそうです。
プロポ配布&車高チェック場はいつものように舞台裏に
路面保護のため、世界戦では厳しく車高をチェックするのが通常のタミグラ (カーペット路面含む)と違うところです。
車高規定の厚みのアクリル板がスルっと通らないとアウトなので、実際の車高設定は 規定+0.5mm程度にしておかないとマズいことになります。
世界戦のゼッケンは、薄い黄色で染めた特別仕様。 昔、初めて見たときは「黄ばんでいるのか?」と思いましたが、わざと着けた色です(笑)
タミヤフェア会場も着々と設営中
パーツ売り場だけは初日から選手のために特別に営業開始。でも、TA05のカーボンバスタブとか アルミモーターマウントなど、「ありそうで置いてなかったパーツ」も結構アリ。 一般のタミヤフェア来場者の扱いとは異なり、選手からリクエストがあれば、 特別に倉庫に取りに行く対応にはなっているはずですが・・・。 選手だけはアフター扱いのパーツも会期中に取り寄せ可、なのですが、 実際にそうやってアフターパーツを受け取っていた選手もたまたま拝見しました。
今年は反対側の南館のスペースの半分を警察関連のイベントで取られてしまった関係で、 モデラーの展示会や既存商品の展示などがワーチャン会場の北館に移り、展示密度が イッキにアップ。アオリを食らったのでが実車展示スペースで、今年はGT300のVEMACと 本山選手のFニッポン用マシンのみの展示に。ただ、警察側のイベントでは発売前の GT-Rの展示があり、会場設営中にそれを聞きつけたタミヤスタッフが色めきたって資料撮影に行ったとか(笑)。
個人的感想としては、タミヤフェア会場は狭くなりましたが、いま静岡県内の学校でブレイク中のマーチングバンドと警察音楽隊の 競演があるなど、新しいお客を呼び込んでこれまで以上に催しが盛り上がる成果につながったようなので、 良かったのではないかと思います。




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