posted on Nov 17, 2006
(updated on Nov 20, 2006)
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ワールドチャンピオン決定戦2006速報!

<PART-1>





今年も全世界のタミグラファンにタミヤ世界戦の速報をお届けします。
写真は逐次アップしますのでお楽しみに!

手前に見えるのは設営中のタミヤフェア会場です。金曜日は公式練習日で一般の来客はありません。
公式練習は5回、うち最後の2回がコントロールプラクティスになります。
今年のレイアウトは、従来の慣例からすると「裏年」に当たり、例によって前年のレイアウトの裏焼きです。 ただ、昨年のレイアウト自体が、一昨年(03年)のレイアウトにシケインを追加しただけで「表」になったので、 実は今回はシケイン部分以外は4年前の2002年大会のレイアウトとほぼ同じ、ということになっています。
パッと見ると、広々と感じるピットスペースですが、実際には1人につき幅50cm程度しかないうえ、 アシスタント用のイスはないので、立ちっぱなしというのがややツラいところです。荷物も置き場ないし。 それでも2001年以降は00年以前より広くなったんですけど・・・。
金曜日の午前中は、タミヤフェアのほうはまだ設営準備中ということで寂しいです。タミヤスタッフが明日からの 準備に追われるなか、特設コース上では例年どおり、公式練習が淡々と進行していきます。 金曜日はあくまでも「任意参加」の位置づけなんですが、実際にはほとんどの選手が朝から乗り込んで来ており、 ピットテーブルの「空き」はまばらです。
バンド管理徹底のため、プロポはネームシールを貼って回収されます。
その傍らでやっているのは、アナウンス時の資料として用いる写真の撮影です。 これは確か2005年度から始まったと記憶しています。確かに、写真がないと、 走ってるクルマを遠目から見ただけではなかなか誰が誰やら判断つかないんですよね〜。 特にツインメッセのコースは広いですからね。筆者の場合、毎年、ビデオカメラを通してメいっぱい クルマをズームアップして見てるわけなんですが、それでもなかなかゼッケンまで識別 できるもんじゃないので、いくらラップカウンターがあるとはいっても、 なんでレースコントロールブースから各マシンの居場所を把握して的確なアナウンスができるのか、 不思議でしょうがありません。
車検では、いつものタミグラとは違って、かなり厳しくダメ出しを受けます。それでも 近年は露骨な改造が難しいレギュレーションになってきていますし、事前のアンケート等を通じて、 不明瞭な点は周知徹底されてますから、この場にきてレギュ違反でドタバタする例は、ほとんどないですが・・・。 例年、一番多い違反が「車重不足」であることがこのあたりの実情を物語っています。
今年は特にヨーロッパ選手の代表枠が広がった関係で、「青目」の選手が大幅に増えました。 そのおかげ?・・・で雰囲気もグッと国際的になっています。 結果的に、今大会では、 例えばN1クラスではAメインに日本人選手がたった3名しか残らないという寂しいことになってしまいましたが、 チャンピオンシップにふさわしく全体レベルがアップした結果だとしたら、それはそれで仕方ないのでしょう。
「外人優勢」の傾向は今後も外国人招待選手の枠が広がるほど出てくると思います。何しろ、海を越えてわざわざ 東京じゃなくて静岡くんだりまで来る「剛の者」たちなわけで、なかには昨年のロナルド・フェルカー選手 (05年GTクラス&03年F1クラス優勝、06年からホットボディーズ入り)やかつてのマーク・ライナート選手、 スリカーン・チャイダスリヤ選手、ツー・チー・カイ選手などのように、その後ワークスドライバーにステップアップ していった人たちも大勢含まれてるわけですから! さて今年はいかに!?
今年のジャンプセクションの「目玉」はこの大型化した3段目のジャンプ台とストレートのテーブルトップ。 この06年春頃にオランダから取り寄せたというスケボー用のジャンプ台セットに保護とグリップ確保の パンチカーペットをかけたもの。ジャンプ台は各地のタミグラでも利用されていましたが、 テーブルトップの使用は今回のワーチャンが初めてではないでしょうか。
テーブルトップは天板のみ別で組み立て式になってます
予選はすべてベストラップ方式でスタートはスタッガー(順番に出ていく)ですが、 通常のスタッガーと違って「列」ごとにスタートしていきます。これは2003年頃から 始まったワーチャン独自のスタイルですので、初参加する選手にはちょっといつもと勝手が違うかも。
今回はツーリングカー全日本エキスパートクラスと日程がカブってしまった関係で、 TRFチャレンジクラスにはサトシ選手のみ参加。残念ながら今年のJMRCA全日本のほうはタミヤ車の Aメイン入りはなりませんでした。個人的には、ここのところの数年が「デキ良すぎた」のであって、 そろそろツーリングのほうは「しばらくお休み」したほうがいいんじゃないか、という気がするので、 特に驚くような結果でもなかったですが。(企業としてはそうもいかないでしょうが)
タミヤフェアの即売会場(金曜日はスペアパーツのみ販売)で発見!
いよいよタミヤが食品事業に参入? はたまたキワ物プラモの商品化!?・・・というわけではなくて 、単に地元の特産品セールスに協力、ということのようです。でも、カスタマーサービスで「安倍川もち」を 販売したら、ひょっとするとそこそこイケるかも・・・(笑)小さいのは200円とか、400円くらいのパッケージなので、 単品じゃ注文しにくいけど、「パーツのついで」なら・・・。
気が付くと会場に登場していた、1/1スケールのスイフト。実車ではなくてモックアップなので ウインドウが塗りつぶされており、見た感じはラジコンのまんまですね
KOブースではいつものように特価品セール。今回は各種送信機用モジュールが豊富でした
2003年から登場した、ご存知 「Dカットのない540モーター」も引き続き販売中。 タミグラに使っちゃあイケませんが、「安いジョンソン」だと思えばお得ですよ。
タミヤフェア会場では実車SCとかを搬入中。
従来はTRFメンバーが走った感触でセッティングシートを掲示していましたが、 今回はJMRCAと日程がカブってしまった関係でワールドチャレンジ出走は前住サトシ選手のみ、ということも あったのでしょうか、金曜日の朝から2005年優勝者の決勝セッティングが掲示されていました。

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しかし金曜日はカーペットが新品ゆえ、わずか4分間の練習走行中に「毛玉」を引きずって走るクルマが出るほど 「抜け毛」がひどい関係で、ソフトインナーのほうが総じて感触が良かったようです。ハードインナーは どうも上滑りしてしまうようで。 日を追ってラバーが乗ってくるとミディアム〜ハードインナーが良くなってくると。

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今年は室内温が23〜25度と高めで推移し、金曜→日曜に向けて湿度も30%→60%台と上がり、 グリップの面ではどんどん有利に傾いていましたが、それでもハードインナーまで行く選手は限られていたようです。 何度か大会に参加している選手の意見を総合すると、この傾向はここ3〜4年くらいずっと続いているそうです。
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