RC Car Trend Vol.11──────────────────── 99/4/6(発行部数:635部)

〜 Contents 〜

1.レースレポート:タミヤGPイン東京(3月28日)・ルマンクラス
2.レースレポート:同・ツーリングGT−1
3.渋谷で発見! 「RCでGo!」テスト版体験記
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1.レースレポート:タミヤGPイン東京(3月28日)・ルマンクラス
by 77大塚

今、話題のル・マンクラス。
3月28の浅草にて、関東地域・タミヤ主催としては初めて、
このクラスのレースが開催されました。
77大塚が、参戦記をお届けしたいと思います。
私にとっても、このクラスでの初レースとなりました。
(実はレース自体も2年半ぶりなのですが・・・)
ルール…車重:1,100g、タイヤ:ゴムのみ
モーター:スポーツチューン
ボディは、トヨタとポルシェがひとまず揃いました。

場所はといえば、浅草ROX3・特設カーペットコース。
全国のタミヤGPでも採用されるこのカーペット上において、ファイバーモールドA・ゴムタイヤがいかなるグリップを示すのか。
皆さん、様々な予想を立てていたようですが・・・。(私は、このタイヤについては、渋谷TOP(ウレタン路面) でのテストしか行っていませんでした。)

結果から言ってしまいますと、残念ながら4位という成績。
しかしながら、決勝スタート時にクラッシュに巻き込まれ、 数秒間完全にハマってしまい、まったくのビリから追い上げた結果。 最終的には、車の仕上がりはなかなかだったのでした。
(ま、いい訳はともかく、車の方向性が見えたという話です)

朝、意外に肌寒い中、練習走行。
といっても、僅か2分、たった一回しか出来ないのです。
とりあえず、カンで決めたのは、 ノーマルFサス(黒Spr)/ノーマルTバー(かなり締め気味)、 タイヤも、インナーを含め素組みでのトライ。車高もノーマル。
(不本意ながら、諸事情により、ナラシ無しの新品タイヤ)
しかし、上記の状態で、予想外にグリップが高く安定した走り。

さて、予選。相変わらず肌寒く、10度前後。
苦手なスーパーラップ方式とはいえ、 1回目3位、最終的に7位とは余りに不本意。 情けない限りでしたが…その最中に原因として解ってきたのが、なんとパワー不足。
といいますか、予想以上にグリップするのでパワーが問題に。 ギア的にも、立ち上がりを鋭く設定して怖くありません。
(今回、事前予想は、かなりのグリップ不足ということで、 パワー系は全くの手抜き状態。バッテリーは3年モノ、 モーターも、勿体無いので、手持ちで最も良くないものでした。)

食うといっても、あくまで、「予想に比べて」ですが・・・。
同時開催のGT1(ダイナランストック)と、上位勢のタイムを比べると、 コンマ3秒劣る状態です。

といった感じで?予選も終了、さて、7位を守っても仕方ない。
25周の決勝に向け、何か秘策は? と考えた結果、切り返しでよりクイックな動きを得るべく、 前後のTバーを思い切って締め込んでみることにしました。 いくら好感触のグリップとはいえ、これは勇気が要りました。 踏ん張ってくれれば良いのですが、加減が過ぎてしまうと・・・。 しかし、新品タイヤもほど良くナラされてきたようだし・・・。
いざコースインしてみると、先ほどと異なり、「スピンターンが決まる」 これってどうなのか・・・。

それでもって、冒頭のクラッシュ、ビリ〜マクリとなった訳ですが、 この決勝中は、まさに痛快というほど軽快な動きを見せてくれて、 思い切り攻めることが出来、最終的にはかなりのペースに達しました。 キレたため、かなり厳しい寄せ、当りも有りました。ごめんなさい。

しかし、優勝した海老沢氏に限っては、全く手の届かない状態でした。 予選から他を1秒近く離し、決勝中も独走状態だったようです。 埼玉県、戸田のサーキット、スタジアム1のアドバイザーでもあるという氏ですが、 レース後、貴重なお話を頂くことが出来ました。

まずは勝因をうかがってみた所、「パワー系の差では・・・」とのこと。
独自のノウハウに基づき、気を使ったソースを用意されたようです。
車自体の動きとしては、皆さんと同様、シビアな部分が有ったようでした。 やはり絶対グリップは低く、アンダー、立ち上がりオーバーは出ていたようです。 カーペットコースの事前練習として、晴海「東京レジャーランド」で セットを行ったものの、やはりカーペットの性質に違いが有り、 セットは、改めてし直したということです。 車の構成・タイヤについても、私同様に、ほぼノーマル仕様とのこと。

唐突な取材に協力して下さった海老沢さん、本当に有難うございました!

オマケ・・・4位の賞品は、アルミメッシュテープ。
割れやすいTS020ボディにバッチリです!バッチリですね!
(このコースには、クイックなトヨタボディが向いていたようです)

2.レースレポート:タミヤGPイン東京(3月28日)・ツーリングGT1
by ふぇら〜り伊藤

続きまして同日のメインイベント、ツーリングGT1はふぇら〜り伊藤が 自己中心的にレポートいたします。

さて、今回も例のごとく「何となく徹夜して」モタモタとクルマを仕上げた のが当日の朝6時(!)思いっきり遅刻しそうな勢いでしたが、前回のRO Xと同じ「カネかかるが早いルート」で調布から浅草まで何と1時間余りで スピード到着。ゲートオープンには間に合いませんでしたが見事にGT1の 練習時刻には間に合いました。しかも順番は1番乗り。

ここまではヨカッタ。しかし、あとがいけません。このところ調子を落とし ていたキーエンス君が、ついに音をあげ、完全に壊れたもよう。ヒートシン クに手を触れると電源が入ったり切れたりするので、どうやら基盤のハンダ が逝ってしまわれたらしい。急遽ヒートシンクはがしたら、完全にお亡く なりになってしまい、呆然。残された練習時間はわずか10分。急いで、 用意しておいた旧型サイクロン君にチェンジする作業を開始。タミヤのポー タブルハンダゴテ(私が最も高く評価するタミヤ製品)が役に立ちました。 で、なんとか最後のグループに練習すべり込みセーフ。な〜んだ、これじゃ いつもと変わらんぞー、と思いつつ、コースイン。

2分しかない練習時間にやるべきことは盛り沢山。まずタイヤのグリップと 舵角、ニュートラルのチェック。うんうん、狙い通り良く曲がりながら、 前回と違ってケツは安定している。よーし今回はいただきだぁ、とあまりの 感触の良さに色気が出て、いきなりペースを上げたのがマズかった。 まだ2周目の1コーナーで「ゴン! バキ! グシャ!」・・・ステアリングが 切れない。見ると、右フロントが変な向きになって、イヤ〜な感じ。おまけ に、顔面がパックリ割れて、見るも無残。あらら〜、おろしたてのボディ なのに・・・(涙)。サスの方は、ロアアームのダンパーピボット(ピロボー ル)が完全にもげてしまった状態。で、こういうときに限って、いつもなら 必ず持ってるはずのスペアパーツが家に置き去りにされてたりする。 いっしょに座らせてもらっていたTOP常連の松田さん夫妻のお助けが なかったら、いきなり秋葉原まで買い出しのドタバタになるところでした。

幸い、GT1は24レース目。パーツ交換の時間はたっぷりある。練習でき なかったのはちょっと残念でしたが、最初の1周でもう十分、今回はクルマ の挙動には文句なし、ひさびさにMシャーシ時代の黄金のクイックハンドリ ングがよみがえったと、自信満々で、だけど念のためちょっと舵角を減らし て(そこが事故の原因となったため)、予選用のつもりでピニオンを1枚 上げて、ついでにリラックスのためTOP系の仲間連中とROX隣の ゲーセンでドラゲーやったりして、自分のヒートを待ちました。

さて、予選1回目。前のヒートで走るなじみの軽部選手(久しぶり!)の走 りをマークする。う〜んイイ感じ。自分はいったいどんなタイムが出るんだ ろう・・・。同じヒートにはMシャーシ時代に白熱のバトルを何度も展開し た名手、鈴木守さんが、さらに最後のヒートにはしじぃ&とりとんの最強テ クトロ・コンビが控えている・・・う〜ん、自分はいったい、何番手になれ るのかしら?? 常識的な(過去の事例から)序列から行けば、4、5番手 なんだろうが、どっこい、今回はそうはさせるか、目標は「テクトロ切り 崩し」(ホンマかいな)だもんね!

・・・というわけで、走ってみると、結果は無残にもトータル7番手。 ありゃりゃりゃ。
コースサイドで見ていた77大塚君曰く、「伊藤サンのクルマ、直線がえらく 遅いですよ」。あれ〜変だなあ、計算上はこの程度のピニオン(06モジュー ル17T)でが上限のハズなんだけどなあ。でも確かに、直線で バビューン!って抜かれてたから、そりゃトップから0.5秒落ちは しゃあないねえ。 逆にみれば、スピードさえ確保すりゃぁ・・・。

そこで、予選の合間に情報交換。
「しじぃさん、ピニオン何枚でしたぁ?」「18枚だよ」
「そっかー、やっぱ高めでいいのかー(納得)」
(そこへ軽部さん登場)
「軽部さーん、ピニオン何枚だった?」「19枚、使ってましたよ」
「え〜何それ!(唖然コキまくりの伊藤)」
「タイヤは?」「M2スリック」
「じゃーしじぃさんと同じだねぇ、あれだけいいラインで走ってたのに、 (軽部さんのタイムが)負けてるのは何でだろー?」
(この時点では、軽部さんはギヤ比上げ過ぎとふぇら〜り伊藤は読んでいた)

んじゃまあ、ということでピニオン18Tにして臨んだ予選2回目。 前列スタートだったので、率先してクリアラップを取りに行く。そのため スタートの際には、今回初めてEX−1プレシオスのオートスタート機能を 使用。でも残念ながら、さすがにこのクラスになると、みんなスタートの 反応が早いので、ほとんと差がつかず、1台先行されてしまった。おかげで 2周、ラップがパア。だってコーナー2つ開けといてアタックかけても、 前に追いついちゃうんですもの、くっそー。ミッキーマウス・サーキットの 哀しさ。ともあれ、がんばってベストラップ10秒37をマーク。 これが一瞬、「10秒32」に聞こえたもんですから、内心、鬼の首取った ような勢いで喜んで、予選終了直後は「よっしゃあ!暫定ポール確保!」 なんて気合入れてたのはおバカさんでした。

結局、予選はしじぃ(10秒20)、とりとん(10秒29)のテクトロ組 がカーペットでのノウハウの差を見せ付け、順当にフロントロウを独占 (くっそ〜)(笑)。
3位にはマグナムの北原選手、4位には軽部選手、そして5位にようやっと ふぇら〜り伊藤がオラオラとすべり込み・・・いや、あくまでも自己中で みると、2人に「押し出された」と言うべきか。何せ、3〜5位まで、 それぞれわずか0.01秒差しかありませんでしたからね。

昨年9月の世界戦予選大会では、しじぃさんとのラップタイム差は実に1秒 も開いていたのですから、この半年間で自分もそれなりに進歩したなあと 多少、納得(でもまだ勝負するレベルには至っていない)。 ポールタイムと10番手の差もわずか0.5秒余りに縮小。それほど今回の レースは力が拮抗していたので、決勝がとても楽しみ・・・。

さて、いざ決勝Aメインです。スタートではやはりオートマチックスタート を活用しましたが、ただの気憩めでした。全く差がつかない、全車キレイな スタート!・・・と思いきや、一番もまれやすい中団グループのど真ん中に いた私は、1コーナーイン側フェンスに軽くノーズをヒットしてしまい、 早くも8位に転落。あのダンゴ状態で驚くべきことですが、誰も巻き込まず に済んだので、すぐさま次のコーナーからマクリにかかりました。どうせ 燃費の心配もなし(25周)、ニギりまくってやるぜー、と快調に飛ばして、 何と2周目には他車の混乱にも乗じて4位に浮上。おまけに3位走行中の 誰かが、フラつきながらイン丸開けで最終コーナーのひとつ手前のヘアピン に向かっていく〜! まるで、「おいで〜、えへへへ〜」と 言わんばかりの誘いに、「よっしゃ〜、チャ〜ンス!」と男気一発、インを 刺しに行ったまでは良かったが、その後がマズかった。
コーナーに設けられているオワンに乗っかった我がNSXは、ものの見事に ギャラリーめがけてゴロゴロゴロ!さよ〜なら〜3位のポジション、ああぁ。 (なんで、たかがゴムのオワンに乗ったくらいであんなに飛ぶんだよぅ!)

もう、その後は自分のポジションも人の順位も、あったもんじゃありません。 そうこうしているうちに、しじぃ&とりとんのコンビにラップされるわ、世 間の注目は2人のトップ争いに向くわで、自分はとにかくタレたモーターを ごまかしながらフィニッシュへ持っていくので精いっぱい。そうこうして いるうちに、軽部さんがやたら速いスピードで、何度も何度も追いかけて くる。あんまり何度も直線で追いかけられて、1コーナーで2回も、 あまりに美しく刺されてしまったので、ちょっとムカついて(でも直線で アウトから刺されるほどスピード差があったら、仕方ないですよね・・・) 3度目に抜かれそうになった時は、もうファイナルラップだったので、 「やだよ〜ん」とイン締めちゃいました。
このへんは、気心知れたEXP相手ならではの悦しみですね。
後で聞いたら、軽部さんは自爆がたたって8位でした。
自分はスタートから「行って来い」の5位。
前をみると、何と4位はわずか1秒差で、また「くっそ〜」。
(西川さんスンマセン)
おまけに、3位にはしっかり鈴木守さんが入っていた。う〜んシブ過ぎる。

結局、決勝に至るまで伊藤車のスピード不足は解消されず、アンプやら クラッシュやらでいろいろ苦戦もしましたが、自分的には、前回からの 飛躍的なクルマの進歩と、次回への手ごたえをしっかり感じられたレース でした。目まぐるしく順位が入れ替わるレースで、見る側も十分楽しめたの ではないでしょうか?

そのなかで、僅差をしっかりと守り切り、これ以上ないカッコ良さでパー フェクト・ワンツーを決めたTeam TECTROの志自岐、服部両選手に 心から拍手を贈ります!
(くっそ〜、次回こそ必ずキサマらを倒してやる〜)(激爆)。
(なんかショッカーな気分)
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レースレポート読んだらビデオが一段と面白く見られますよ!
http://www.rct.jp/contents/video/index.html
タミヤGPイン東京のリザルトはこちら
http://www.geocities.com/Tokyo/Palace/9960/RC/result/index2.html
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3.渋谷で発見! 「RCでGo!」テスト版体験記
by ふぇら〜り伊藤

ROXでのレース後、久しぶりにTOPの仲間と情報交換がてら、ちょっと 早めの夕飯を取りました。いろいろ面白い話がありましたが、なかでも耳寄 りだったのが、「あの<RCでGo!>が渋谷にある!」という情報。

ビデオカメラに収めて全国のRCカー・フリークにお披露目しましょう! ということで 一行はいろいろ寄り道しながら、ボチボチと渋谷へ向かいました。

さて、噂の実機は渋谷駅前・ビックカメラ内のゲーセン(地下1F)に ありました。外見は、街によくある、いわゆる「標準筐体」のゲーム機 ですが、ジョイスティックはなく、代わりにフレキシブルケーブルで つながれた、ガングリップ・プロポ「みたいなもの」が置いてある。 なんでも、まだテスト版だそうで、コイン投入するといきなりバグった り(通信機能がフリーズして自動再起動してしまった)、1つのクラス で全画面クリアすると、それでゲームオーバーになったり、 いろいろ不備はある。

まあ、それはいいとして、早速、やってみました。

率直な感想。 とりあえず、試した4人とも、ムキになってハマってました。
ただ、かつては8ビット・パソコンでゲームの奥義を学び、今では ゲームソフトへの投資を本業(の一部)としている私自身の目から すると、「ちょっと勉強不足」の感は否めませんでした。

ハッキリ言って、すぐ飽きます。
そもそも、直進もおぼつかない(トリムがない)コントローラーで、 まず直進させるテクニックのない人を受け付けないところからしてダメ。
それに、コントロールが簡単すぎる。全然、RCカーの動きが 再現できていません。どうせなら、実車系ドライビングゲームで使って いる物理計算モジュールを素直に持ってくりゃいいものを、 RCを子供だましのように捉えているとしか思えない挙動計算で、 あまりにも無茶なコーナリングや追い越しがまかり通っている。 タイヤやモーター、バッテリーの選択といった、「オプション」が まるでないのも昨今のドラゲーの常識を無視して(ナメて?)いる。 こりゃどうしたものか?
そんなわけですから、RCなら当然可能なドリフト走行もハナから不可能。 これじゃあねぇ。
職人的世界をシミュレートした「**でGo!」系のゲームが流行りとは いえ、それはあくまでもオリジナルを忠実に再現したうえでプラス アルファのゲーム性があってこそのもの。オリジナルの再現がいい加減な ゲームの末路は見えています。

私、去る3月に、幕張で開催された「ゲームショー」のプレス公開日に 各社の最新ドラゲー総ざらいしたばかりなのですが、「RCでGo!」の マシンの挙動やビジュアルは、まるでプレステ「チョロQレーシング」を 彷彿とさせるものでした。まんまコントローラーを換えただけ。 「てめえRCをナメるんじゃねえ!」 と言いたい。
そんなものをアーケードでカネ払ってやる意味があるとは思えない。
私らはアホなのでとりあえずやってみましたけど・・・。すぐに慣れて ベストラップ連発していました。ゲームにまるで深みがない。
とてもガッカリしています。

とはいえ、1人のRCファンとしては、こういった懸念が杞憂に終わって くれることを願ってやみません。
予想がはずれるのは「ゲーム伯楽」としてのコケンに関わりますけどね。
ま、現状は「テスト版」ということで今後の改良に期待しましょうか。

グチばかり先に書いてしまいましたが、これを「楽しい!」と思われる 方もいるでしょうし、これからトライされる方のためにもアドバイス。

(1)クルマは「加速重視」タイプを選ぶべし
クルマの挙動はかなりトリッキーです。自分の意志とは関係無い (非常にナンセンスな)場所で勝手にタイヤが空転してブラックマーク ついたりします(自分はまずこのアバウトさが気に食わなかった)。

このため、機敏なアクセルワークがタイムアップのキモとなりますが、 そのためにもマシンは「加速重視」タイプを選んでください。 そのほうが、自分の意志に沿う形でマシンをコントロールできます。 正直言って、最初はコースをトレースすることすら難しいですから、 (視野が非常に狭いため。ま、これは仕方ないので文句はありません) スロットルレスポンスは良い方がいいに決まっています。
また、タイムアップのためには、必ずしもトップスピードが高ければ 良いわけではありません。むしろライン取りのほうが重要です。 このゲームに限っては、最高速にコダわる必要は全くないようです。 実際、コースレコードは「加速重視」で出されたものです。

逆に、「速度重視」は間違っても選んではいけません。
スロットルスピードをハイ側40くらいに設定したように、下のトルクが 抜けるくせに、忘れた頃に伸びて、どうしようもなく扱いずらいです。 そもそも、「速度重視」のメリットが生きるような直線の長いコースが ありませんので。

(2)「手動ニュートラル」をマスターする
先述のとおり、コントローラーにはトリムがなく、ニュートラルが出せ ません。また、コースレイアウト自体、あまり直線がないので、ニュート ラルは「自分の手で出す」ものと考えてください。これは、考えようによっ ては、いい練習になると思います。

(3)対戦モードは避ける
対戦モードにすると、負けたほうは、その場で「ゲームオーバー」と なります。継続するには、追加のコイン投入が必要です。グループで 遊ぶ時には、あっという間に終わってしまいますので、不適です。 また、せっかく同じカネ入れたのに、後から来た奴に抜かれたばっ かりに、わずか1面、しかも半分しか行ってないのにゲームオー バー・・・ムカつく〜、というケースも何度かありました。 せっかくですから、おカネは有効に使いましょう(笑)。
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ビデオコーナーで見てみよう!「RCでGo!」実演風景