とりあえず、パッケージ上のシャシー写真のみご紹介しておきます。
詳しい情報は改めてちゃんと写真を撮ってご紹介します。



京商ソニックスポーツは、380Sモーター2個を前後に配したユニークな四輪駆動マシンです。
リヤにツインモーター、というのは他社でありましたが、フロントを駆動するシステムは
このモデル以外では石政の「FF-12E」しかなく、オンロードレーサーとしては、後にも先にも
「ツインモーター4WD」というのはこのシャシーしかありません。

モーターマウントは540にも対応しており、モーターを換えて前後のパワー配分を変更できました。
ツインモーターはシャシーが重くなりがちで、モーターの選択も限られ、
燃費や出力調整の柔軟性に欠ける点が難点だったようですが、
四駆ならではの「路面を選ばず速い」というのは、タイヤグリップが低く、滑りやすい路面での
レースが主体だった当時、かなり魅力的だったはずです。

この後、京商はオンロードでの四駆マシンの可能性を強く確信し、
電動オンロードシャシーの四駆システムをさらに進化させ、
あの「ファントムEP・4WD」シリーズでの大成功を見ることになります。