(posted on Dec 12, 2007)
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これだけは作ってみよう
マッドオックス

「タミヤニュース」でお馴染みの「これだけは作ろう」コーナーの向こうを張った
企画として思い立ったのが、この「これだけは作ってみよう」シリーズです。
実は思いついてから書き出した第1弾がこの作例だったのですが、考えてみると、
似たような系統の「安易な作例」は既にいくつかあったので、
ひととおりまとめて「キット&シャシー紹介」コーナー
新しいカテゴリーとしてまとめてあります。
既にお気づきの方も多いと思いますが・・・。以後、よろしくです。







そんなわけで、このページが一番アップが遅れてしまって、企画から実に2年近く経ってようやくアップにこぎ着けることになりました! やれやれ。まぁ慌ててアップするようなネタでもありませんしね・・・ご容赦を
企画としてはこれほど安易な企画もないかも知れませんが、単純にホーネットに「マッドブル」のタイヤ&ホイールを組んで ビッグフット化してみました。「マッドブル」はDT-01ベースのキットなので、ならば元祖「グラホ」ベースの クルマがあってもいいじゃないかと。タイヤ/ホイールはワイルドウイリーII系ならどれでも一緒ですが、 筆者のパーソナルカラーフォーマットに合わせる意味で「マッドブル」の黄色いホイールをチョイスしています。
元祖グラホ系ビッグタイヤ、といえば、すぐに思いつくのが「ランチボックス/ミッドナイトパンプキン」ですよね。 アレはあれで楽しいし、ウイリーもできるので良さがあるんですが、やはりどうしても車体が重くなるし、 グラホ/ホーネットとバスタブが共通でなくなってしまうし、タイヤが小ぶりなので「クラッシャー」としては イマイチ迫力がないし・・・。「車体は小さく、タイヤはデカく」という点で行くと、グラホ/ホーネット+WWIIタイヤが イイかなと。さすがにブラックフット用とか、クラッドバスター用というのはヤリ過ぎでギヤ比が合わなくなるので・・・。

これだけ車高が上がると、走破性は抜群で、どんな場所でも笑っちゃうくらいガンガン走り抜けてしまいます。 スピード的にも、540パワーで十分な速さを得られます。なにしろ軽いですから。
作例では、前ページまでの「ウルトラホーネット」の仕様を引き継ぎ、スポチュンを装備していますので いたってパワフルです。20〜30度くらいの傾斜でもガンガン登っていってしまいます。何しろ軽いので。

木の根っこがあろうと 階段みたいな段差があろうとヘッチャラです! 犬とかけっこまでできちゃう十分な速さも備えています。 公園などで売っている、そり滑り用のポリ製のそりをひっくり返して置いておけば、簡単なジャンプ台に なります。コレをひたすらピョンピョン飛ぶだけでも、結構ハマりますよ!

(フロントタイヤのアライメントは、バンプステア対策として少しトーアウトにセットしておくべし、ですが 写真は0G状態なのでトーアウトが余計にキツく見えてしまっていますので念のため)
そうそう、作例のマシンは湘南海岸の砂浜にも持っていって走る機会がありました。 波打ち際の水溜りに足を取られても、さすがにこれだけ車高があると全然平気! です。 普通のバギーなら間違いなく水没しそうですが・・・。ただし、海辺を走行した後はよくメンテナンスしないと モロに錆びちゃいますのでご用心。
リヤセクションは「ウルトラホーネット」の最終仕様のままです。コレが実に適度な感じ


この作例最大の難関? がフロントタイヤの装着です。ビッグタイヤのフロントホイールはベアリングの支持スパンがグラホ/ホーネット の標準ホイールとは違うので、アップライトをビッグタイヤ用のタイプに交換します。交換自体はボルトオンで出来ちゃいます。
カスタマーサービスから入手するのはコレ。
部品番号055028「RCC ランチボックス アップライト 2コ(共通)」(420円)です。 実は、ワイルドウイリーIIやマッドブルで使われているタイプは不適合です。
ナニが違うかっていうと、このピロボール取り付け部の長さです。 WWII/マッドブル用はピロボール取り付け位置がキングピンから遠く取られているので、 グラホ/ホーネット用のサーボセーバーだと舵角不足に陥ってしまうのです。 サーボセーバーをサイズアップするテもあるのですが、素直にやるにはランチボックスのアップライトを 使うのが一番。何しろ兄弟車ですからね。
キングピンはネジ緩みによる脱落を嫌って、適当な長さ(リヤアップライトやCハブ装着用としてポピュラーな22mmで間に合います) のステンレスサスシャフトで固定。「ウルトラホーネット」とは違って通常の位置にアップライトを仕込んでいます
アップライトは例によって染料で染めているので黒くなってます









リヤタイヤはHPIのビッグフット用ホイールに付属のアダプターを利用(もちろんタミヤop.913でもイイんですけど) してポン付けです。何も難しいことはありません
以上で説明はおしまいです!

グラホ/ホーネットは実車の旧ビートルみたいに価格が安くてイジり倒し甲斐のあるクルマですから、 いろいろ工作してみると楽しいですよ! ぜひお試しください!!





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