(released on 10/22/2000)
(updated on 8/20/2014)
タミヤGPワールドチャンピオン決定戦
関東予選大会@シブヤ・トップサーキット
ライブ速報! PART3



<寒い!タイヤをどうする!?>

予選第2回を迎えて、天気は悪いです。寒いです。湿度もどんどん上がっています。
気温はむしろ予選1回目より若干下がっているくらいです。
このため、2回目のアタックでのタイムアップはかなり苦しい状況。
ただし、周回レース形式のクラスはスタート順位が前後入れ替わるので、まだまだ目が離せません。

こんな状況下で始まったラリークラス。
TQは加藤晋選手が守りきりました。予選1回目で8周、2分12秒49をマーク。
2番手は会田選手がジャンプアップ。8周、2分13秒98を2回目に記録しました!
暫定2番手だったAORc小楠(オグス)選手は、8周、2分14秒93とタイムアップしましたが、
3位にとどまりました。

ミニスポーツクラスでは、チーム「音速雷撃隊」の田中孝和選手がトップで変わらず。
2回目のタイム更新はなりませんでした。
2位には島田浩選手がタイムアップして8周、2分11秒11をマーク。
3位は1回目の大失敗をカバーしてチーム「ロケット団」の佐々木宏幸選手が入りました。
結局、2回の予選を終えてもミニスポーツは4人しか8周を記録せず。がんばれ〜!

この次にはジュニアクラスが2ヒート続きます。8周に入ったのは8人を数えました。
チーム「デジタルリンク」の乾恵介選手がミスの少ないラップを刻んで急浮上!
8周を2分2秒69で走りきりました。
2位に入ったのはチーム「刹那」の高橋亮一選手。8周を2分5秒45でクリア。
1回目トップだったチーム「ちび急」の加藤拓也選手はタイムアップならず、3位スタートです。

N1クラスでは、予選2回目で9周をマークする選手が4名登場!
TQは飯田泰久選手。9周を2分13秒22。
2番手は佐々木暢人選手。9周、2分13秒71!う〜ん惜しい!!
3番手は1回目2番手の市川選手。9周を2分13秒99!
4番手は中里選手で9周を2分14秒76でした。
1回目トップだった吉荒選手はタイム更新ならず8番手スタート。
1回目3番手だった久保選手も9番手スタートです。

続くGT2クラスでは、予想通り、9周を出してもBメイン落ちする選手が出てくる激戦!
チーム中沢商会の竹山選手が、タイムアップして暫定2位からTQに浮上(9周2分5秒63)。
2位は暫定3位だったチームKRFの神林選手が9周2分8秒87で続きます。
3位はチームとりおんの小澤聡選手です(9周2分9秒05)

F1/ルマンクラスでは、
大嶽(おおたけ)選手が1回目のタイムを守りきりTQ確定。
2位に入ったのは木村英也選手。タイムは13秒35。
1回目2番手の小林貴博選手(チームBTRT)は3位スタートをキープ。タイムは13秒41
予選トップタイムは結局13秒11のままでした。


*レース後に聞いた話では、大嶽選手は、ルマンクラスで唯一人、 予選1&2回を通して「Bタイヤ」を使ったのだそうです。
ふりかえってみると、1ヒート目は2ヒート目よりも若干(1〜2度)暖かかったのですが、 その際に、大嶽選手はBタイヤを、高温が出るトリニティ製のタイヤウォーマーで チンチンに暖めて走ったのだそうです。
(写真は瀬戸選手のTA-04)
その結果が、Aで走ったほかの選手との0.5秒近いタイム差とハンドリングに表れていた、 というわけです。
ただ、予選2回目は、気温・路温が限度を超えて低下したために、さすがのウォーマーも
効果が薄れたうえ、スタート前の他の選手の準備の遅れでタイヤが冷めてしまったため、
Bではまともに走れなくなってしまったようです。
逆にいうと、それだけタイヤ選択が微妙な路面温度で戦っていた、ということでしょう。
温度管理を含めたタイヤ戦略。面白いですね。


スーパーGT1クラス・予選2回目は、 2組目で走行したチームTECTROの「とりとん」こと服部選手が、
最後の最後でスーパーラップ11秒94をたたき出し、TQ奪取!
第1組でタイムアタックを終え、TQ安泰?と思われたコバーン!小林裕介選手は2位スタートとなりました。
タイムは12秒01のまま。
小林選手と同タイムながら2組目で出走した瀬戸選手が3番手、
鈴木和史選手が2回目で12秒05をたたき出し、4番手に入り、
「ストップ・ザ・とりとん&コバーン!」に名乗りをあげます。
チーム「ブラックパンサー」の横瀬選手がは5番手です。(12秒10のまま)
2回目の予選ではミディアムナローAをチョイスし、
「見事に」失敗して最後尾10位スタートとなった
島袋選手は、決勝では迷わずBコンパウンドをチョイスし、巻き返しを狙います。
決勝に向けて、鈴木和史選手は他の選手のピニオンをチェックに入るなど、
情報交換も熱を帯びてきました。

最後のGT1クラスは、1回目に4番手につけていた鈴木守選手(チーム・ホルマリン)
がタイムアップを果たし、12秒35でTQを獲得。
2位には鈴木選手と同様、1回目から好調だった加藤大介選手(チームMAGNUM)
がタイムアップ、12秒48でつけました。
暫定TQだった桜井選手(チームMAGNUMは)3位です。

予選を終わって、天気は曇っていますが、湿度は51%程度に戻し、雨は避けられそうです。
しかし、暗いので、3時過ぎには早くも照明が入れられました。
GT1の決勝は完全にナイターとなりそうです。
午後4時現在の気温は20.0度、路面温度21度、湿度51%。
気温、路面温度はこのままで最後まで行きそうです。

タミヤ専門RCウェブサイト、RC