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. <RCT Tips>小回りできない! ふぇら〜り伊藤 09/06月12:50[1433]選択


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. <RCT Tips>小回りできない!返信  
最近はタイヤグリップが上がっているため、
「小回りできない」という基本的な問題を抱える人は減っていると思いますが、それでも
タミヤキット標準でよく使われているナロータイヤ(注1)はグリップが低いので
特に路面温度が低かったり、砂の浮いた路面では
アンダーステア(注2)が出て大回りになってしまうことが多いと思います。

これを解消する方法は大きく3通りあります。

(1)タイヤグリップを上げる
キット標準のグリップの低いタイヤは、速度が上がってくるとグリップ限界を超えてアンダーステアが出てしまいます。
ならば、グリップ限界を高めればいいじゃん、というのが解決策の1つ目です。
具体的には、タミヤ純正なら「ファイバーモールドタイヤ」などへの交換。
タイヤの接地面圧を高めたほうがなおグリップは上がりますから、
同じファイバーモールドでもナローよりミディアムナローのほうがベターです。

(2)ダンパーセッティングを変える
そもそもダンパーのセッティングでアンダーステアを誘発していませんか?
初心者の方には見極めが難しいところですが、
まずはタイヤをハイグリップタイプに替えてみて、オーバースピードによるアンダーステアを抑えこんだうえで
なおアンダーが出る、というならそれはもっぱらダンパーセッティングの問題でアンダーが出ているのでは?
と疑ってみるべきでしょう。

基本的にタミヤのキットは安定性重視のため取り説どおりに組むとアンダーが出やすいです。
アンダーが出る場合は、まずリヤスプリングを柔らかく(フロントスプリングを硬く)します。
またはリヤのスタビを硬くしてみてください(フロントスタビは通常は不要です)。

ただし、この変更は「前後のバランス」を伴うものである点を決して忘れないでください。
度を越えたアンバランスな設定は逆の結果になります。
詳しくはこちら(ドリフト分会BBSのカキコ)

ダンパーセッティングの誤解 ふぇら〜り伊藤 07/28木00:43[64]
http://www.rct.jp/cgi/bbs/drift/raib.cgi?md=tv&pn=62&ln=1

(3)舵角を増やす
据え切りなどに代表される超低速走行では
タイヤグリップというレベルではなく単に舵角不足で曲がれないケースも多いです。
ある程度スピードが出ていれば、スロットルワークでオーバーステアを作って「曲げる」ことができるのですが。

ただ通常は、キットを組む段階でステアリングがハブキャリアなどに当たってロックするまで
舵角を確保するよう、サーボやプロポを調整するはずですから
高級プロポを使っていれば舵角不足が問題になることは稀です。
最近は入門用プロポでも、舵角調整機能くらいは標準装備ですから
なおさら問題は少ないはずです。

それでも、稀に、プロポ側の舵角量をメいっぱい大きくしても
ロックするまでステアリングが切れないケースがあります。
こういう場合は、アップライトに開いているピロボール穴の位置を内側に変更したり、
サーボホーン(サーボセーバー)を大型化して舵角を増やします。
基本的に舵角は多めに確保してプロポ側の設定で減らすようにしたほうが
少ないサーボ動作量で舵が切れる分、サーボのレスポンスも上がって好結果が得られます。
ただしその分サーボトルクが不利になるので5kg/cm以上のハイトルクサーボの使用が望ましいです。

              * * *

(注1)タイヤの幅と呼称
「ナロータイヤ」はタイヤ幅が26mmと広いタイプを指します。現在ツーリングカーで一般的な、
幅が24mmと狭いタイプは「ミディアムナロータイヤ」と呼ばれています。
なんだか逆のような名前ですが、歴史をひもとくと、
まず最初に、現在「ナロー」呼ばれるようになったタイヤがあって(当初は幅による呼称はなかった)、
次にTA-02W(Z300)などのリヤ用として「ワイドタイヤ」が登場。
(この時点で最初のタイヤは「ワイド」の反対として「ナロー」となりました)
次に、1995年頃から出てきたのが、効率追求型の「ウルトラナロー」と呼ばれる20mm前後の幅のもの。
しかしこれはレース中の性能低下やライフの短さを嫌われ、またレギュレーションでも排除されて2年程度でボツ。
そこで「ほどほど細い」ということで「ナローとウルトラナローの中間」として「ミディアムナロー」が
生まれたのです。そういう言葉の使われ方の流れがあるので、結果として
「ナロー」より「ミディアムナロー」のほうが細くなっているのです。

(注2)アンダーステア
フロントタイヤのグリップがリヤに負けてノーズから外に膨らむ現象です。

タイヤグリップが低い場合に間違えやすいのは、前後のグリップバランスは適切なのに、グリップが低いので
単純に「遠心力にタイヤが負けて」外にクルマが膨らんでしまう場合。これは厳密にはアンダーとは言いません。
同様に、リヤグリップがズルズルのオーバーステアのクルマなんだけど、舵角をギリギリ減らして
バランス取って走っている場合にも、リヤグリップにつり合うところまでしかハンドルを切れない結果、
オーバースピードで外に飛び出してしまう場合があります。
これもアンダーとは言いませんが結果としては似ています。
RCではそこまで限界的なコントロールは困難なのでほとんど見かけない現象ですが、実車レースでは時折あるようです。

単に絶対的なタイヤグリップ不足でアウトに膨れる場合は、前後のタイヤが同時に外に滑っていきますから
アンダーが出ているときとは「クルマの向き」が違います。
走行ラインが同心円状に広がって曲がっている場合はタイヤのグリップ不足でバランスは問題なし。
ラインから外れて一直線に飛び出すのはフロントのグリップ不足によるアンダーステア
という違いになります。

ただ実際には、前後のタイヤがバランスを保ったまま安定して外に流れていく、ということはほとんどないです。
スロットルのON/OFFだけで簡単に荷重移動してバランスは崩れますから。
通常はバランスを失うとオーバーステア(スピン)になるか、アンダーステアが出てしまいます。
ふぇら〜り伊藤 メール 2004/09/06月12:50 [1433]



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