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. バッテリー放電はストレートでも必要ですか? よし 05/24月12:44[1256]選択
. ストレートパックと放電 ふぇら〜り伊藤 05/24月19:10[1257]選択


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. バッテリー放電はストレートでも必要ですか?返信  
RC歴半年です。長い時間で遊びたいし、タミヤ以外のバッテリーが欲しくなりGP製の3300(MH)を近くの模型店で購入しました。その際の店員さんいわく「ニッカドも水素もストレートパックなら頻繁に放電させては逆にセル単体を殺す事になるので、やらないほうがいい!」と言われました。
バラセルならOKだがストレートはダメって事を言っているのはわかるのですが、放電してはダメという事が理解できません。
ちなみにMHについては放電する位なら、通常使用程度なら追加充電でOKとも言われました。
誰か詳しく教えて下さい。お願いします。
よし 2004/05/24月12:44 [1256]
. ストレートパックと放電返信  
「バッテリー研究室BBS」のほうで何度か出てきているテーマですが
この板ではストレートにこのテーマを扱ったスレッドはないようですね。

考え方とやり方によると思います。
また、扱うセルの銘柄によってもかなり答えが違ってきます。
というのも、初期のニッケル水素(Ni-MH)セルはかなり過放電に弱かったので、
取り扱いに注意を要したのです。なので、
そのイメージが染み付いていると「Ni-MHは気を付けろ」ということになります。
また、GP3300はかなり過激なことをやっても大丈夫なくらい過放電に強いようですが、
サンヨーはまだそこまで行ってないようです。
でも、3300HVになって、ニッカド時代と変わらない取り扱いにも
ほぼ対応できるようになってきているように感じます。

要は、80年代後半からバッテリーというのは日進月歩の進化が続いているので、
セルの種類を特定して考えないととんだ行き違いを生む可能性がある、ということです。

で、先ほども言いましたが現行(改良後)のGP3300セルであれば
ニッカド並みの無理は効くようですから、過度に心配する必要はありません。

走行後の放電というのは、メモリー効果の徹底的な排除のために
実施するものですよね。
厳密にはNi-MHセルにもメモリー効果はあると考えられます。
正極の水酸化ニッケルが基本的にニッカドとまったく同じ化学反応による相変化を起こしている以上、
相変化の繰り返しによる「界面」といいますか、酸化還元反応の
「波打ち際」になる部分での変性はあり得ると思われるからです。
(ニッカドでは正極に加えて負極のカドミウムも相変化を起こすのでダブルでメモリー効果が出て、目立つわけです)
経験的にもNi-MHでのメモリー効果は明らかに認められますよね。
メーカーが何と言おうともこの点は譲れません。

なので、ニッケル水素でも完全放電は「したほうがいい」とは思われるのですが、
その影響の程度は最大でもニッカドのときの半分以下しかないと考えられるわけですし、
パックバッテリーは内部のセルごとのバラつきが大きいので一部のセルが過放電に陥ることを心配しているわけですよね。
先ほども書いたように、昔のニッケル水素セルは過放電に弱かったですから。

しかし、いまどきの最新スペックのセルでしたら、さほど心配はないと思います。
起電力が大きくなっている分、過放電にも強くなって来ています。
あとは用途によってTPOでしょう。
遊び用なのにギリギリまで追い込んだ放電をかけるのは
寿命を縮めるだけでほとんど意味がないと思います。
そういうときは、10回に1回くらい、軽く完全放電させればいいと思います。
レース用に使うにしても、燃費競争でないならあまり追い込んだ放電はどうだかと思います。
結局、8分レースとかの最後の最後までバッテリーを使い切る燃費競争のレースでパックバッテリーを使うときに限って
シビアな放電管理をすべきだ、という話になるのかな、と思います。

なお、具体的な放電終止電圧についてですが、
通常、セルの放電特性の定格計測にあたっては、1.1Vが基準です。
ただし、これは「5時間率」つまり5時間かけてチョロチョロと
完全放電することを前提とした値です。
はるかに大電流で放電するRC用途では、そもそも放電中の電圧が大きく下がりますから、同じ電圧でカットすると
放電し切れないままでカットすることになってしまいます。

セルの容量が大きくなるほど、放電電流の値が大きくなるほど
カットオフの電圧は低めに設定します。逆もまたそうです。
完全放電用でしたら、例えば3300なら1Aのレートで0.8V程度、
(6セルで4.8Vってことですね)くらい、タミヤ・オートディスチャージャー同等の0.4Aのレートなら0.85Vくらいが適度だと思います。
もう少し追いこもうと思えば0.05Vくらい下げても構いませんけどね。
でも間違っても0.6V以下にしないでください。
実は0.9Vあたりを切った後からの電圧の落ち方というのは、ものすごく急激なんで、
0.9Vで切ろうが、0.6Vで切ろうが、「その瞬間」でカットする限り
大差ないんですが、
6セルで5Vを切るような深い放電を繰り返すと、
特定の弱いセルが繰り返し転極して疲労が蓄積するので、寿命に響いてくるようです。

私は、最近は燃費レースと無縁なので、3300HVでも1A放電で0.9Vでカットするようにしています。
これだと放電末期のメモリー効果が若干残るんで、少しづつ容量が目減りするんですが、
放電初期の電圧にはほとんど関係ないですからタミヤGPにはどうでもいい話です。
ここんとこタミヤGPに出る回数が限られ、あんまり使ってないので、
まだまだメモリー効果を気するレベルには達してなかったんですが、
既にもう3600HVが発表されちゃってます。3300HVお蔵入りですね・・・。
ふぇら〜り伊藤 メール 2004/05/24月19:10 [1257]



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