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. バッテリーの生死 SEED 08/14土17:39[46]
. Ni-MHの場合は ふぇら〜り伊藤 08/17火20:03[48]選択
. GPセルでも2000mAh超えまで電圧降下 じゅた 08/18水02:12[49]
. 永く気になってましたが よっち君 08/18水22:38[50]
. Re:永く気になってましたが ふぇら〜り伊藤 08/19木01:11[51]


上の選択記事
. Ni-MHの場合は返信  
保存状態にもよりますし、これだけの情報ではなんともコメントしかねますが、
つい先日、面白い現象を発見したのでレポートしておきます。

私は、昨年の10月にタミヤGPの全日本に出て以来、事情により基本的にレース活動は休止していましたので
いわゆる「勝負バッテリー」の3300HVはほぼ9ヶ月の間、まったく使用されずに保管されていました。
なお、保管に当たっては、今年10月のタミヤGPまで1年間の保管を想定していたのですが、
自己放電によるセル間のバラ付きが大きくなるのを嫌って、あえて放電終了状態で保存していました。
ただし完全放電ではなくて、多少の余力を残した状態です。
たぶん20A放電、カットオフ5.4Vで放電したあとで何も追加放電せずに保管した感じです。

さて、そうやって保管していた3300HVを、先日、練習用に使おうと充電(充電器はTurbo35)にかけたところ、
いきなり早期終了の嵐。いや〜焦りました。
てっきり、セルが死んでしまったのかと思いましたが、
しつこく充電器にかけていると、かけただけ電気が入ります。
しかも、最初は5A充電で9.5Vくらいまでハネ上がっていた充電電圧が
だんだんと下がってきているようです。
はは〜ん、セルがめちゃめちゃ不活性化してるだけなのかな?

そこで、一定量の電気を充電し終わるまで強制的にピーク検出をしない(ただし温度カット併用で安全性を確保)
「ピークロック機能」のある、ストレート社製「レコードブレーカー」にかけ直し、
ピークロック状態で2500mAhを4.5A充電していったところ、
見る見るうちに電圧が下がって行くではありませんか!
通常、バッテリーは電気を溜めるにしたがって電圧が上がっていきますから
通常とはまったく逆の現象が起きているわけです。
しかも、その下げ幅がすごい。9.5Vオーバーからスタートして、
最後は9.1Vくらいまで低下。この時点で2000mAhくらい入っていたと思います。
それから電圧は通常と同じ上昇に転じ、最後は9.3Vくらいでピークアウトして正常に充電終了しました。

これはどういうことか?

ひとつには、水素吸蔵合金が眠り切っていて、充電反応でセル内部の温度が上昇するとともに活性化、
内部抵抗が大きく下がったんだと思われます。
(充電時の電圧は内部抵抗に左右されますから)

で、重要な点は、この内部抵抗の低下に伴なう充電電圧の変動は
通常の充電器では満充電のデルタピークと何ら変わらない現象と解釈されてしまうこと。
そりゃそうですよね、私の場合、デルタピーク感度を極端に絞っていて、わずか0.02Vの電圧降下でカットオフ
する設定にしています。
一般的な充電器でもNi-Cd用で0.10〜20V、Ni-MH用なら0.04〜6Vくらいで設定しているはず。
ですから0.4Vを越える電圧低下の過程で、何度充電かけても早期終了してしまうのは仕方がないところです。

これを避けるには、レコードブレーカーのようなピークロック機能つきの充電器で充電するのが一番です。
ピークロックという考え方は、Ni-Cdの時代にもありましたけれども、実装する充電器はほぼ皆無でした。
私が知っている限りでは愛用のテキンのBC-112A系(コールドスタートモード)のみです。
Ni-MHの時代になって、Ni-MH専用充電器の機能として、その価値が俄然出てきた感じです。
これからはピークロック機能の有無もRC用充電器の選択のポイントになるかも知れませんね。

ただし、ピークロックというのは、いわば「無理やり」充電かますわけですから
万一の過充電による爆発防止策として、セルの温度管理と温度カット機能は必須です。

ちなみにテキンBC112Aでは一定時間(数分間?)の経過後にロックを自動解除していました。
この充電器はNi-Cd用だったので、Ni-MHに見られるような長時間の大きな電圧降下は想定しておらず、
これで十分だったのです。しかしNi-MHには不十分で、眠っているセルだとしょっちゅう弾いてしまいます。

セルが加熱しない限りはきちんと充電されているわけですから、いくら充電しても大丈夫ですが、
セル温度が上がってくるとヤバい兆候です。
温度カットの目安としては、40〜50度というところです。
手で触れる程度、ということで、触れないほど熱いのはダメです。
温度計によるバラつき(計測値と実際の値のかい離)が結構あるので要注意です。
特にサーミスタを使った接触式温度計の場合。

私はこうした方法で、一時は「死んだ?」と思われた勝負バッテリーを3本復活することができました。

やっぱり、何だかんだいっても、Ni-MHを長期保存するときは満充電で保存したほうがよさそうですね・・・。
自己放電率高いですしねNiMHは・・・。
ふぇら〜り伊藤 メール 2004/08/17火20:03 [48]



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