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. バッテリーのサイクル  ふじこlp;@ 09/06火20:31[538]
. 使用インターバル ふぇら〜り伊藤 09/15木18:36[548]選択
. ありがとうございました。 ふじこ 09/24土21:41[552]


上の選択記事
. 使用インターバル返信  
こんにちは。レス遅くなりました。

誰もレスしてくださらないようなので書きますが、
これはふじこlpさんの質問自体に問題があるわけでは決してありません。
この疑問には「明確な答えがない」というのが、恐らくレスの付かない最大の理由だと思います。

バッテリーの化学反応というのは、ちょっと放電テストすればすぐに分かりますが、
他の工業製品に比べると著しく再現性に乏しいものです。
メーカー別の作り込みや製造時期、素材の違いなどによっても全然別物になってしまうシロモノです。
このため、サンヨー3600で取得したデータを示しても、必ずしもGP3700やインテレクト3800で再現されませんし、
インテレクト3600と3800でもまた違ってくると。さらに製造時期によっても違うと。

モデルチェンジも激しく、すべてをテストしてデータが取れた頃にはもうそのセルは「型落ち」してしまうので、
データを取得する意味もあまりありません。
このため、バッテリーについては、余程大規模にやっているチューナーでもない限り、
大雑把な「経験値」でしか話ができないのです。
ピンポイントの説明ができる一般ユーザーなんて、いるほうが変です。1銘柄のマトモな試験データを取得しようと
思ったら、何十万、何百万というコストがかかる世界ですからね。

また、これまでにも何度も書いているとおり、
バッテリーは1回でも充放電したり高温を加えれば必ず劣化が進む「消耗品」ですから、
「勝負バッテリー」というのは、そもそもやたらと充放電するものではありません。

ただしGP3300やインテレクト3600などのように、セルの銘柄によっては劣化が非常に緩やかなものもあるので、
そういうセルならば充放電して「コンディショニング」というのはある程度アリです。
それでも新品の性能には戻りませんが・・・。
(ちなみに最新の3700〜3800のセルは、1世代前のセルよりちょっと劣化が早いように感じます)
サンヨーのセルは、1700や2000の時代から、充電すればするほど劣化することが計測データから明らかで、
「コンディショニング」という考えには適合しません。

いずれにしろ、カツカツレースでは必ず下ろしたてのバッテリー
(新品から性能確認の充放電テストを2〜3回経ただけのもの)
が「勝負バッテリー」です。
そういう「大前提」のなかで、どれだけのインターバルを置いて充放電を行えば良いかを考えながら
レーススケジュールを逆算してバッテリーを作っているのが
ワークスレベルの実態でしょう。
それでも、良いセルを選び出す過程には短くても2週間、長ければ1〜2ヶ月はかけているわけで、
最初にザップして計測して選んだセルは確実にレースまでには眠ってますよね・・・どうしてるんでしょう?
(これは謎です<笑>・・・まぁ適当に起こしてるんでしょうね)

一般の遊び(スポーツ走行)用にはここまでの要求は必要ないでしょうが、
「充放電をしたらコンディションが回復する」という説明を鵜呑みにするのは問題があります。
あくまで、「ある程度回復する」と理解すべきもので、
充電すればそれだけ中身が劣化するのですから絶対に新品時の状態には戻らない、という認識が必要です。

そもそも、一般のRCユーザーはプロじゃありませんから、
ある程度の再現性が確認されている「良さげな方法」があっても、
それをキチンと遂行できるか、はなはだ疑問です。
例えば「1週間おきに使うと良い結果が得られる」といっても、
毎回必ず1週間おきに充放電なんてできる人はわずかです。

以上のような基本認識を前提に、私がこれまでの経験上感じたことを書きますと、

1)連続充電は放電容量面では不利になる
2)連続充放電の2サイクル目に、内部抵抗が下がった分、パンチが増す場合があるが、
  もともとコンディションの良いバッテリーの場合は繰り返し使用するほどダラダラの放電特性になりがち
3)インターバルとしては24時間程度あればOKだが、万全を期すには3日〜7日程度あるとベター。
4)7〜10日以上開けてしまうとバッテリーが寝てしまうからそうなると何日開けても同じこと
  (化学反応が鈍くなる不活性化状態になる)
5)寝てしまったバッテリーを起こすには余計な充放電を1〜2回する必要がある。
  この場合、特にタミヤのニッケル水素パックに使われているサンヨーセルは充放電での劣化が大きいので、
  「眠り」による性能低下と「起こし」充放電による劣化のトレードオフを考慮する必要がある。
  あえて起こさずに1回遊びに使い、次に本気で使う、という使い方もアリです。
6)どうせ寝かせるなら、過放電でセルをダメにしないよう、
  300〜500mAh程度の残量がある状態で保管するほうが安心。
  ただし、短期間であれば完全放電状態で保管するほうがセルの状態を維持しやすく、
  次の充電で期待通りの性能を得やすい。

              * * *

いろいろ書きましたが、要するに

 ・20〜24時間以上開けて使えば問題なし、
 ・連続充放電? やりたければやればいいです
 (控えめな充電レートなら寿命への影響は軽微)

というのが、自分の経験値@マッタリ用途です。

カツカツ用途ならば、話は単純なインターバルの問題を超えてはるかにシビアだ、ということを
理解していただきたかったので、上のようなクドい説明になりました。
ふぇら〜り伊藤 メール 2005/09/15木18:36 [548]



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2017/11/22水12:24