RCTタイヤ研究室
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Re: ミディアムナローとナローの違い [2003/02/07 (Fri) 10:37:15]
[投稿者: みか]

タイヤ幅が変わると、タイヤと路面の接触面積が変わります。接触面積が大きいと、摩擦による発熱は分散され、タイヤの最大グリップ力を発揮する温度まで達しにくい状態になります。なので、タイヤ幅の狭いミディアムナローの方がゴム質が同じであればグリップ力が上がると言われているのです。それ以外にも、インナーの堅さや形状、タイヤの扁平率の違いによるタイヤのよれなど、様々な要因が絡んでいるようですが。

ミディアムナローとナローの違いは、タイヤ幅だけではなく、タイヤ径も違います。実測で、1.5mm程度ナローの方が径が大きいです。なので、ギヤ比が規定されているレースでは、径の大きいナローの方が最高速が有利になると思われます。だけど、タイヤ(ホイール含)自体の質量がナローの方が重くなってしまうことや、グリップ不足など、マイナス面も若干あります。

私はタミヤサーキットでの走行経験はありませんが(ごめんなさい)、この時期(冬)でしたら、ファイバーモールドMNA+ソフトインナーが一番グリップを確保できるのではないでしょうか?ただ、グリップが良いと言うことは、タイヤの発熱が多く(発熱しすぎたタイヤはグリップしなくなります)、摩耗も早いので、tomoさんのイメージと差異があるのであればインナーを堅めにしてみるなど少しずつ試してもらうとよろしいかと。

個人的には、ナロータイヤやワイドタイヤの走行フィーリングは大好きです。レースを前提としない走行時には、よく使用しますよ。