RCTシャシー研究室・TL分会
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Re: TL2駆化 [2004/08/23 (Mon) 21:30:54]
[投稿者: ふぇら〜り伊藤]

2躯でも4躯でも、言うほど大きな違いはありませんよ。
ただ、「前」が「引っ張って」ということがないので、コーナリング中の「待ち」が長くなります。
つまり、きちんとクルマが前を向いてからアクセルを開けないと、プッシュアンダーと言って
曲がり切れないままクルマがアウトへ膨らんでしまいます。その違いだけです。
アクセルオンのタイミングは明らかに2駆のほうが奥になります。
ただし、クルマを軽く仕上げられるので、軽快に曲がります。
必ずしもアクセルオンのタイミングが遅れるからラップタイムが落ちるわけではないです。

TL-01はバッテリーがフロント寄りなので、2駆にするとかなり苦しい気がするのですが、
TA-03を2駆化したときには、バッテリー位置を変える必要はありませんでした。
たぶんリヤのトーインでリヤグリップを稼いでいるせいだと思います。
とすると、TL-01でも意外に何もしなくてもイケるかも知れません。
フロントデフやドライブシャフトが要らなくなりますから、その分、重心は黙っていても
リヤ寄りに改善されます。
そこで気をつけたいのは、ダンパーバネの硬さのバランスです。
4駆のときより、フロント柔らかめ、リヤ硬めにしないと、横Gを受けた時のバランスが崩れます。
横から押して、前後がキレイに横に傾くのが基本です。
で、その状態では、加速のGがかかるとリヤが砕けて巻く可能性があるので、
加速時にオーバーステア気味であれば、もうちょっとリアダンパーのバネを固めてみるといいでしょう。
逆に、Rのキツいコーナーの進入ですっぽ抜けるようなら、リヤスタビを柔らかくします。