RCTシャシー研究室・TB-01分会
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Re: じゃ、どうすればいいの?>Fリングギヤのバックラッシュ [2002/12/27 (Fri) 15:23:52]
[投稿者: ふぇら〜り伊藤]

ここで、ななんと「最初の話」に戻ってしまいます。
つまり、「バルクの出っ張りを削るな!」なのです。

もともと、あのバルクは、開口部の変形をベアリング受けのクッションバネとして利用しながら
A4部品(バルクのフタ)でベアリング位置を前後に調整できる構造になっています。
あんまりにキツ過ぎると「削れ!」となるわけですが、もともと
0.5mmくらいはセンターシャフト側にすき間があっていいのです。だから削りすぎ厳禁です。

確かに、フロント側を詰めすぎると、デフベベルに1箇所、引っ掛かりができます。
私も組んだ当初、かすかな「引っかかり」が気になりました。もちろんフロント側のね。
リヤは問題ありませんでした。
これが「前後のバックラッシュの差」を如実に示しているわけです。

結局、フロント側はA4部品(バルクのフタ)の締め付けを緩めることで解決しました。
これは、メーカー側の設計意図とも合致しているようです。
もともとあの部分は、シャシー剛性にはほとんど無関係な部分なので、「柔構造」で十分。
TG10/TB-01ほどではないにせよ、素材的にもまだまだ柔らかめで、
当初から「強く締めないでね〜」という声が聞こえてきそうな部品ではありました。
メーカーが意図してやっているのなら、ユーザーも素直に受け入れたほうがいいと思います。
・・・というわけで、フロント側のA4部品は、ベアリングのこと以上に、
リングギヤのバックラッシュの様子を見ながら締めてあげましょう〜!