RCTシャシー研究室・TRF414〜415分会
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Re: TRF415MSX [2005/07/11 (Mon) 14:00:30]
[投稿者: ふぇら〜り伊藤]

情報ありがとうございます。では私の方で概略を翻訳しておきましょう。

価格は未定のようですね。内容的には定価で3万円前後にはなりそうですね。
それなりの性能アップと大幅な駆動系のメンテナンス性アップをどう見るか、でしょう。
でもこのテのクルマを走らせる人なら「とりあえず1セット買っとけ」なんでしょうねきっと。

Item番号は「49378」で決定のようです。

<セット内容>
・メインシャシー
・アッパーデッキ
・前後バルクヘッド
・前後ダンパーステー
(取付用ビスセットも一応付属)

<対応車種>
TRF415MS、および軽量リバサスセットに交換済みのTRF415

<セットの説明>
先の米国リーディーレースでAメインに4名を送り込み、05年6月の
欧州リーディーレースでもマーク・ライナート選手の優勝を支えるなど、
確かな結果を提供するコンバージョンセットです。

セットはTRF415MSを改造するもので、一層の低重心化と重心の最適化を実現。
バルクヘッドは便利な着脱式(分割ということ?)です。
特にリヤバルクヘッドは前側に延伸され、駆動系のメンテナンスを容易にしています。
アッパーデッキは極端に短縮されました。
ミドルデッキを廃し、ダイレクトにアッパーアームをバルクヘッドに締結したことで
取り付け剛性が飛躍的に向上。アッパーアームピボットのバタつきを防ぎます。

以上です。

[独白]
あれ〜、415の発売当初、雑誌で
「バルクとミドルデッキに分けて、アッパーアームからのストレスを
 バルクから切り離すことで駆動系の一層の効率化を図った」
という説明をしてたわけですが、宗旨替えしたってことなのかな?
もっとも、RCTのキット紹介ページではあえて触れませんでしたが、
 (それでなくともミドルデッキについてかなりケチョンケチョンに書いてたので)
3mmカーボン板をストレス方向と並行に配するレイアウトでは、
当初からサスアームピボットの剛性不足を懸念していたので、
「やっぱそうだよね!」というのが個人的には偽らざる感想ですが・・・。
ともあれ、迷いながらも「正常進化」している様子が伺えます。
何事も最初からそう都合よく完璧にはいかないですものね。