コンバージョンキットが出るので [2004/11/01 (Mon) 13:52:02]
[投稿者: ふぇら〜り伊藤]

現代の実車F1と同じように、トップクラスのRC電動ツーリングカーの世界では
ストレートが速いだけでは勝負になりません｡
Evo4はリヤヘビーな重量配分なので、ハイグリップのサーキットでは
素性がバレてしまう、というか、やや扱いずらい面が出てきます｡
重量配分が50:50と理想的で、ホイールベースもEvo4よりやや長めの415のほうが、
シャープなコーナリングと安定した直進性のバランスを取りやすく、
ハイエンドユーザーに好まれるのは無理からぬところです｡
そもそもあのレベルになると、もう駆動抵抗うんぬんという差はほとんどないですよ｡

もともと10月のホビーショーで
今回のISTC向けの仕様へのコンバージョンキットが発表されていたのですが、
別途正式なキットとして出てくる可能性は大きいでしょうね｡
「結果」はスリカンではなくてマーク・レイナード選手でしたが、
ある意味、「予定の行動」という感じではないかと・・・｡

タミヤ的には、狙ったわけではないにしろ、
デビッド・ジュン選手でアメリカ市場を強化→スリカンでアジア市場を強化→
マークで欧州市場を強化、と足かけ10年で順繰りの営業ができる格好なので
美味しすぎる・・・ですよね（笑）｡

ともあれ、おめでとうございますでした｡